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1月の読書メーターまとめ

2月ももう半ばですが、先月分のまとめをば。
このまとめも1年続きましたー!めでたいめでたい。

【参考記事】◇2009年

12月の読書メーターまとめ
11月の読書メーターまとめ
10月の読書メーターまとめ
 9月の読書メーターまとめ
 8月の読書メーターまとめ
 7月の読書メーターまとめ
 6月の読書メーターまとめ
 5月の読書メーターまとめ
 4月の読書メーターまとめ
 1~3月の読書メーターまとめ
◇◆◇

1月の読書メーター
読んだ本の数:13冊
読んだページ数:3278ページ

Fの記憶Fの記憶
読了日:01月30日 著者:吉永 南央
STATIONERY HACKS!STATIONERY HACKS!
読了日:01月28日 著者:土橋 正,小山 龍介
レバレッジ人脈術レバレッジ人脈術
読了日:01月26日 著者:本田 直之
まってる。まってる。
読了日:01月25日 著者:デヴィッド カリ,セルジュ ブロック
最少の時間と労力で最大の成果を出す「仕組み」仕事術最少の時間と労力で最大の成果を出す「仕組み」仕事術
読了日:01月25日 著者:泉 正人
綾辻行人と有栖川有栖のミステリ・ジョッキー〈2〉綾辻行人と有栖川有栖のミステリ・ジョッキー〈2〉
読了日:01月22日 著者:綾辻 行人,有栖川 有栖
フロスト気質 下 (創元推理文庫 M ウ)フロスト気質 下 (創元推理文庫 M ウ)
読了日:01月21日 著者:R.D. ウィングフィールド
フロスト気質 上 (創元推理文庫 M ウ)フロスト気質 上 (創元推理文庫 M ウ)
読了日:01月21日 著者:R.D. ウィングフィールド
本格ミステリの王国本格ミステリの王国
読了日:01月18日 著者:有栖川 有栖
アルファベットの事典アルファベットの事典
読了日:01月16日 著者:ローラン・プリューゴープト
AnotherAnother
読了日:01月13日 著者:綾辻 行人
選ばれる人財! 愛嬌力トレーニング選ばれる人財! 愛嬌力トレーニング
読了日:01月11日 著者:祐川 京子
本棚本棚
読了日:01月11日 著者:

読書メーター

◇◆◇


→ 感想などはこちらからどうぞ
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インターネット広告の「トランスメディア」提供スキンアイコン by r_calliworks | 2010-02-14 16:31 |

幻想列車の旅。 ~『赤い月、廃駅の上に』~

b0137602_17481471.jpg赤い月、廃駅の上に 有栖川有栖
単行本: 304ページ (幽BOOKS)
出版社: メディアファクトリー (2009/2/4)
ISBN : 978-4840126540


雑誌「幽」に掲載されたものを中心に編まれた、極上の幻想短編集。


有栖川有栖といえば本格ミステリ作家。
と同時に、鉄道ファンという横顔も持っているそうで。(ファンどころではないらしいですが)
その2つが融合するとどうなるか……帯にあったように新境地なのは間違いないでしょう。
いつもの(?)密室やら殺人やらは置いといて、
旅情溢れる美しい文章と、日常から少しだけずれた異界への旅に浸れること間違いなし。

収録作の中で、個人的に特に気に入ったのは、
熱帯を旅するバックパッカーの、ふとした思いつきが後戻りできぬことになる「密林の奥へ」、
女優と結婚した普通の男のその後を、彼の密かな愉しみを通して描かれる「途中下車」、
SLに乗った男が、乗り合わせた美しい女性と共に味わった怪異「貴婦人にハンカチを」、
そして何といっても表題作「赤い月、廃駅の上に」。怖さではこれが一番。


全編通してテーマはもちろん「テツ」なので、
これだけでなく本気で鉄っちゃん(テツヲタ)とか出てきますけど(笑)、
鉄道に絡んだ百物語、なんてぞくりとしますよね。(その名も「テツの百物語」というのが!)
列車にまつわるだけではなく、洋上や冥土への旅(!)なんていうのもあって飽きません。


どれも、「怖い怪談」ではなくどこまでも「幻想綺譚」。
ラストでぞくりとさせられるのはもちろん、切なさにじんとくる話もあったりして、
読後はお腹一杯、上質な満足感に浸れる本だと思います。
装丁も秀逸。ざらりとした紙の質感も、まるで時刻表を手にしているかのようで面白いです。
ページ数の割りに意外な軽さも手伝って、きっとするする読めてしまうはず。
生と死の境界にするりと彷徨いこんでしまったような、不思議な旅をぜひ。

余談ですが、夜中に家で一気に読んでしまったのが非常に悔やまれます。
やはり電車に揺られながら読むんだったなあと。
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インターネット広告の「トランスメディア」提供スキンアイコン by r_calliworks | 2009-06-17 19:03 |

読書メーター


昨年の秋頃から、良く図書館に足が向かうようになりました。

書店員時代は余り本が読めなかった反省からか、それとも単なる反動なのか。
大体文芸でも文庫担当でもなく、一介の雑誌担当だったというのもあるかも。
さすがに辞めて1年も経つと、頭の中から各雑誌の発売日が抜けていくものです(笑)

毎回図書館に行くたびに、限度枠いっぱいの10冊ギリギリまで本を借り、
予約枠までも埋め、まだ未知の文章に胸ときめかしたり。(キャラじゃないってば)
図書館から予約の本が届きましたと知らせがあれば飛んで行き、
既読の本を返してまた別の本をごっそりとカウンターへ……

なんて生活が半年ほど続いています。
一度に借りられる期間は2週間ですが、月に3回以上は絶対行ってる計算。
気に入った本はもちろん後で購入していますが、
予約が待ちきれなくて買っちゃった……なんて方が多かったりして。


このブログでも本の感想を書くことが多くなりましたが、
実際の読むペースについていけないことの方が多いのです。
感想を書きたくても、あれいつ読んだっけ?ええと、ああもう返しちゃったんだっけ?とか、
自分で管理できないのがどうにももどかしく。

そこで、楽天時代からお付き合いのあるブロガーさんに教えてもらい、
「読書メーター」なるサイトを知りまして。

読書メーター

読書メーター あるかりのマイページ

ここで、本を登録しておき、読み終わったらチェックを入れる。
感想も書き込んだりできます。(私は記録がメインなので感想書いてませんが)
これから読みたいと思っている本などもチェックできるので、
忘れっぽい私には非常に助かっています。
その中から印象に残ったものをこのブログで紹介してみたり……(それは願望)
それに、同じ本を読んだ人は別のこんな本を読んでいる、なんてのもわかるので、
未知の作家を枝葉のように辿って読めるのも重宝かな。

集計機能もあるので、例えば1月は何冊読んだとか何P読んだとか、
そんなこともわかるようになっています。
おまけにまとめページもあって、そこに載せられたタグをC&PしてくればブログにもUPできたり。
ちなみに私あるかりが今年に入って読んだのは全部で30冊。
1月、2月が8冊ずつ、3月は今日までで14冊読んでいるみたいです。

……それ全部感想載せてたら、ここは書評ブログに変身できそうですな。
ええと、普段のことやカリグラフィーのことすら書けてないのに、
2日にいっぺん本の感想載せるなんてできねー!(笑)
読書メーターに登録するだけで精一杯。ぜいぜい。息も上がるわい。


ときどきは、こちらでももう少し本の感想載せたいなと思います。
ミステリ偏重ですがどうぞお許しを。
有栖川有栖の江神シリーズ、ようやく全て読み終わりました。幸せー♪
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インターネット広告の「トランスメディア」提供スキンアイコン by r_calliworks | 2009-03-30 18:03 |

ALICE in mystery land

b0137602_13372660.jpg有栖川有栖 『女王国の城』
単行本: 507ページ
出版社: 東京創元社 (2007/09)
ISBN : 978-4488012274
◆江神シリーズの15年ぶりの新作。新興宗教の総本部である「城」とその城下町という特殊環境の中、そこで起きる殺人事件の解決と「城」からの脱出を試みるメンバーの運命やいかに…


ようやく、図書館から順番ですよーと回ってきた本。
何故読みたかったかというと、この表紙の装丁の文字!
以前、モジトルさんのブログで紹介されていたのを見て飛びついたんですが、
漢字でもこんなデザインできるのだなーと、正にゴシック体のような美しいラインにため息。
内容や作家については知らなくとも、完全にジャケ買い状態です。

……有栖川有栖、という作家の作品を読み始めたのは、実はつい最近のこと。
だって、名前がどうみてもアレでしょう?(笑) そこがどうしても勝手ながら好きになれなくて。

でも数多くの作品があるし、ミステリなんちゃらなんていうランキングにも顔を出しているし……
まずは試しに、と『壁抜け男の謎』を読んでみたら面白くて、
そこからいくつか『乱鴉の島』『ブラジル蝶の謎』『作家小説』etc.と、
図書館の書架にあった本を手当たり次第に借りてくるハメになりました。
ええ、ハマった……というんでしょうねえ。

「江神シリーズ15年ぶりの新作!」と言われるものの、私に取っては初江神。
それでも充分過ぎるほど面白く、2段組で500ページを超える厚さも一晩で読んでしまいました。
火村シリーズに出てくるアリスしか知らなかったので、学生アリスは新鮮そのもの。
今、1つ前に遡って『双頭の悪魔』を読み終わったところですが、
『女王国の城』とのブランクは全く感じませんでした。……次は『孤島パズル』かな。わくわく。

シリーズ物を遡って読むなんて!とお叱りを受けそうですが、
この作家にハマるのが今更なのでお許しいただきたいこと。
わくわくしながら次の新作を読む、というリアルタイムの楽しみももちろんですけれど、
後から知った者にとっては、まだ未知の作品を好きな順序で紐解く楽しみもあるのですもの。
そんなわけで、現在読むのが楽しくて仕方ない作家の一人。



タイトルにした『ALCE in mystery land』というのは、
有栖川有栖氏自身が作品のあと書きに載せているサインのようなもの。
チェシャ猫のイラストの周りにぐるりとALICE in…の文字が書かれデザインされています。
もちろん『不思議の国のアリス』から来ているのは間違いないのですが、
実は、私のカリグラフィーも『不思議の国のアリス』が発端だったりするので嬉しく思ったり。

あれは高校生の頃だったでしょうか、『アリス』に描かれているジョン・テニエルの挿画が好きで、
パスケースや文房具など、そのイラストをあしらったグッズを愛用していたんですね。
中でも下敷きが一番気に入っていて(下敷きってびみょーですけど)
それは本のページそのままを、モノクロで金地に印刷してあるデザインでした。
当時言葉は知らなかったけれど、まるで装飾写本のコピーのように美しくて。
文章の書体はゴシックだったと記憶しています。

そんな中、部活で(吹奏楽部で太鼓叩いてました)
演奏会で着るためのパーカーを作ることになり、そのデザインをお前がしろと言われまして。
何の因果か、美術選択だったのは私一人だったからなんでしょうけれど。
そこでふとアリスの下敷きを思い出し、あの美しい文字を使ってロゴにしようと思い立ちました。
ワープロやパソコンを使ったことすらなかった私、フォントなんて言葉は知りませんでした……
見よう見真似、いや完全なる当てずっぽう(笑)でアルファベットを模写し、組み上げて完成!
出来上がりは上々で(?)、部員も皆満足してくれていやー良かった良かったと思っていました。

が。

時を経て、私の当てずっぽうなロゴは見事に間違っていたことが判明したのです……(当然!)
そこで、いつかきちんと勉強しよう!と、カリグラフィーへの想いが芽生えるのでした。
今でも、ゴシック体を見るたびにテニエルの下敷きが頭をよぎり、胸の奥がちくちく痛みます(笑)。
吹奏楽部の皆さん、本当にごめんなさい……




この『女王国の城』のデザインを見て、もちろんまた胸が痛んだのは言うまでもなく。
それでも、今私が有栖川作品に惹かれることは偶然ではなく必然なのでしょう。
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インターネット広告の「トランスメディア」提供スキンアイコン by r_calliworks | 2009-03-06 13:29 |