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幽談・気持ちを伝える手作りカード他。

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地元の図書館から、予約していた本が入ったというので取りに。
ついでにいろいろと見ているうち、あれやこれや借りたい物がどっさり!
結局、いつものことながら限度枠ギリギリまで借りてしまうのでした。

今回は
『幽談』京極夏彦/メディアファクトリー
『カードは手作りが楽しい!』井上由季子/文化出版局
『気持ちを伝える手作りカード』 同上 /扶桑社
『透明樹脂・レジンで作るアクセサリー&雑貨』 雄鶏社
『5分で描くはじめてのカリグラフィー』松井康子/成美堂出版 などなど。

※それぞれのリンクは「続きはこちら。」以降にあります。

予約をしていたのは京極夏彦なのですが、
他の本は、見ていたら面白くなってしまって。
発刊されているのは知りつつ、じっくり見た事がなかったので借りてきました。






『幽談』
・京極夏彦 / メディアファクトリー 2008年7月発行 ISBN 978-4-8401-2373-0 ¥1380+税

時々臨時増刊的扱いで発行される、『幽』という怪談雑誌からの短篇集。
そういえば、連載作家で「脅威の大型新人!」と大々的に宣伝されていた、
山白朝子という作家はどうなったんだろう。

・・・・・・山白はともかく、京極です京極。
京極作品、実は殆ど手にした事がなくほぼ初見。(今更)
全体的に、静かにじわんと沁み入ってくるような話が多かったような。
「手首を拾う」「十万年」が個人的には面白かったかも。
日常にふっと紛れ込む異界というのか、
世にも奇妙な物語風な雰囲気がどの作品にも流れていて楽しめました。
さらり、と読んで、後で思い返しぞくりとする。
きっちりすっぱりいかない、後味の悪さが好きな方にはおススメ。


『カードは手作りが楽しい!』 『気持ちを伝える手作りカード』
・井上由季子 / 『カードは~』 文化出版局 2003年11月発行
 ISBN 4-579-20880-3  ¥1400+税
・同 / 『気持ちを~』 扶桑社 2007年11月発行 ISBN 978-4-594-05515-8 ¥1300+税
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モーネ工房を主宰されている、グラフィック工芸家の井上由季子さんの本。
シンプルで、でもちょっとクスッとしてしまう、
ひねりのあるカードがたくさん載っています。
こういうエッセンス好きだなあ。

もちろん、カリグラフィーのカード作りにも活かせるアイデア満載です。
紙に異素材(布だったり糸だったり、新聞紙など手近にあるもの!)を合わせるだけで、
何と可愛らしく新鮮なカードになるんでしょう♪
一番大切なのは、凝った技法でもなければ時間をかける事でもなく、
相手に対する気持ちとタイミングなのだということなんですね。
これらは借りただけではなく、ぜひ手元に置きたい本です。

■ 『透明樹脂・レジンで作るアクセサリー&雑貨
・熊﨑堅一他 / 雄鶏社 2003年8月発行 ISBN 4-277-43026-0 ¥860+税 ※絶版

今年からカリグラフィーを樹脂に封入したアクセサリー作りをしているのですが、
作るにあたって、いろいろと調べていたら存在を知った本。
残念ながら今は絶版のようで、新しい物は手に入らないようです。
なので、たまたま図書館にあったのを見つけてラッキー!と喜んでしまいました。
私が作っているタイプのモノは余り載っていませんでしたが、
それでも様々な作品とその作り方が載っていて非常に参考になりました。

『5分で描くはじめてのカリグラフィー』
・松井康子 / 成美堂出版 2000年1月発行 ISBN 4-415-00924-7 ¥1000+税 ※絶版
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カリグラフィーをされる方はとうにご存知の、松井康子先生の著書。
こちらも既に絶版なので、機会があれば一度読みたいと思っていました。
主に初心者の方向けに、基本書体によるカード作り等の内容ですが、
2000年発行にも関わらず、今でも充分に活用できるアイデアが豊富です。
良いものは不変なのだということがよくわかりました。

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