UVクラフトレジンでアクセサリー試作してみたの巻
2012年 06月 18日
『UVクラフトレジンで作るかんたんアクセサリー&コラージュ』¥1,890
出版社: ブティック社
ムック: 63ページ
ISBN: 978-4834733839
発売日: 2012/3/26
[内容紹介](Amazonより)
UVクラフトレジンで作るアクセサリーの本。チャームなどの土台にビーズやペーパーを入れて、レジンで固めるだけ。誰でもかんたんにステキなアクセが楽しめます。ストラップ2個が作れる材料キット付き!
こんにちは。あるかりです。
先日の透明樹脂本に続き、また懲りもせずムック本を買ってしまいました。
……買ったら負け。
そんな声が聞こえてくるような気がしないでもないのですが、(ええ負けです)
キットが付いているというお手軽さに惹かれ、
さっそく上記の本を参考にして試作してみることにしました。
長くなりそうなので、ご興味ある方は続きをどうぞ。
中に入っていた制作キットはこちら ↓
【特別付録】として、
・ UVクラフトレジン液(5g)・・・ 1本
・ アクセサリーパーツ(大)・・・ 1個
・ 同上(小) ・・・・・・・・・・・・・・ 1個
・コラージュフィルム ・・・・・・・ 1枚
・コラージュペーパー ・・・・・・ 1枚
・ ストラップ ・・・・・・・・・・・・・・ 2本
・ 丸カン ・・・・・・・・・・・・・・2個 が入っています。
アクセサリーパーツ、とあるのはいわゆるセッティング(=台座)。
今回は、こちらの大きい方を使ってストラップを作ってみます。
準備する道具は上記のほか、
・ハサミ
・ピンセット
・つまようじ
・クリスタルUVレジンランプ
・アクセサリー制作道具(ヤットコ、ニッパー等)
・カリグラフィー用品(紙、ペン、インク等) を用意しました。
※細かい作業が多いので、
ハサミとピンセットはなるべく先の細いものがおすすめです。
※UVランプについては、お持ちの方はぜひ。
作業効率も良く、天候にも左右されませんので。
ランプをお持ちでない場合は、太陽光で硬化させることができます。(約5~30分程度)
天候、季節、紫外線の強さなどによって条件が変わりますので、
硬化前に確かめられることをおすすめします。
◆まず、上の写真左側にあるコラージュペーパーから1枚切り抜き、
接着剤でセッティングに貼り付けます。
これだけではアレなので、「A」をカリグラフィーで書き接着。
インクはクルミインク使用。
紫外線でどのように変化するかも試してみたかったので。
◆この上に、UVレジンを入れます。
つまようじなどで全体に薄く広げ、台座の厚みの1/3~くらいに。
この時、気泡がじわじわ登場するので地道につぶします。
この段階で、一旦硬化させます。(1層目)
使用のUVランプは2分間のタイマー付きなので、まず2分。
「チーン!」(音は鳴らないので気持ちだけ)
◆次に、コラージュフィルムより好みの柄をいくつか切り抜き、
硬化したレジンの上に乗せます。
今回はウサギとバラを入れてみることにしました。
フィルムを乗せるときは、
小さいものですがなるべく端から乗せていくといいと思います。
できるだけ空気を入れないように。
指で押すときは、レジンに触れないよう気を付けてください。
※もれなく指紋が採取されます。
◆フィルムを乗せたら、更にUVレジンを入れ広げていきます。
この後、もう1枚フィルムを入れたいので、その分も考慮して硬化。(2層目)
最後に欧文のフィルムをプラスしてさらにレジン追加。(3層目)
3層目の時はほぼ仕上げのため、できるだけ中央部がぷっくりとなるように。
もちろん、後からさらに追加しても大丈夫です。
◆というわけでできあがり! ↓
コラージュフィルムは上に重ねても下のパーツを透過するので便利。
この場合も、ウサギやバラの下からうっすら「A」の紙が見えてます。
いいですねえこの透け感。
インクの方も特に変化は見られず一安心。
ただし、封入する素材によってはレジンが滲みてしまうこともあるので、
メディウムなどでコートするのも良いかと思います。
◆最終的にはこんな感じ ↓
調子に乗って別撮りして枠までつけてみました。(調子に乗りすぎ)
制作時間は約1時間ほど。
レイアウトを考えながらだったり、カリグラフィーを書いたりしていたので、
あらかじめパーツを準備してレイアウトも決めておけば
制作時間はもっと短縮できるかなと思いました。
¥1,890という値段については、
制作本+キットということを考えれば妥当なところではないでしょうか。
すでにパーツをお持ちの方なら「高い!」と思ってしまうかもですが、
材料を一から揃える手間や金額を考えるともっとかかってしまいますし。
少なくとも、自分は今まで使ったことのない材料も試すことができたので満足です。
……ざっくりとした試作記でしたが、
レジンにご興味ある方の参考になれば幸いです。
最後まで目を通してくださってありがとうございました。
R calli.works(あるかりわーくす)
イマイ リヱ でした。
by r_calliworks | 2012-06-18 17:02 | レジンアクセサリー作品